メカニックのための自習室

目指せマイスター! メカのための自習室へようこそ!!記事一覧

近年の自動車メーカーは、エンジンオイルは、15000kmごとの交換を推奨していることが多くなっています。愛車にやさしい方は5000kmごとに交換している方も多いのでは。スパークプラグはどうですか?今どきのプラグは、プラチナやイリジウムが使われていて自動車メーカーも100000〜160000kmまで無交換を推奨しています。よって、点検も交換もしないという方も少なくないのではないでしょうか?車検や法定...

【BUS】=>多くのデバイスに接続するデータ経路現代の自動車を動かすために欠かせない【BUS】(多くのデバイスに接続するデータ経路)ですが、多くのメカニックが苦手にしているシステムの1つでもあります。私が今までに見てきた、メカニックが苦手、もしくは理解できないものトップ3は、電気、A/T、CANです。そんな、【CAN】ですが、全てを理解しなくても、「これだけ押さえておけば、難しいことはない」という...

エアコンの効きが弱い・・・。この一言で、あなたは次にどう行動しますか?まずは、診断機をかけてみる・・・なるほど車内で、エアコンをかけて観察する・・・なるほどゲージを接続して、ガス圧力を点検する・・・なるほどどれも、間違ってはいないと思います。基本的な点検は必要でしょう。でも、まず初めにすること、それは・・・お客さんへのインタビューです。6つの問診手順で行うとしっかりスムーズに行えると思います。漏ら...

では、はじめていきましょう。あなたは、愛車のタイヤに、窒素ガスを入れてますか?タイヤに窒素ガスを入れることによるメリットでよく言われているのが、@空気が抜けにくいA劣化防止効果B燃えにくいC燃費が良くなるDロードノイズが減少するなどが挙げられますが、真相はどうなのでしょうか?じっくりと掘り下げていきます。【窒素ガスとは?】窒素ガスは、不燃性・不活性のガスで、通常空気中に約78%の割合で存在していま...

【クライスラー・ジープ・ダッジのエンジン制御の基本】【クライスラー・ジープ・ダッジのエンジン制御の基本】では・PCMの役割・PCMの電源回路とアース回路の種類と役割・PCMへの入力と役割、故障診断に役立つ知識・PCMからの出力と役割、故障診断に役立つ知識・ETC/APPS システムの作動を解説していきます。【PCM】=パワー・コントロール・モジュール【ETC】=エレクトリック・スロットル・コントロ...

【実験の目的】乗用車の燃費の測り方は、「軽・中量車排出ガスの測定方法」で決まっていて、所定の条件で走行させます。モード走行(所定の車速パターンに沿って走行)したときに排出されるCO?排出量から求めた燃料消費量と走行距離から、燃料1Lあたりの走行距離を算出してモード燃費(燃費)を評価します。モード燃費の評価には、高い再現性や公平性が要求される。装備品によって実燃費は左右されますが、モード走行中は、エ...

【なぜこの実験をするのか?】自動車の排気系部品は、使用過程において高温と外的腐食環境にさらされているので、耐食性に優れたステンレス鋼が多用されていますが、Cr(クロム)をはじめとする耐食性向上添加元素が少ないと機能上は問題なくても表面に腐食生成物が堆積し美観を損ないます。自動車の流通において、船便は主要な輸送手段で、一度に多くの車両を運搬できますが、腐食環境である海岸地域での一時的な保管は避けられ...

<<新しい空燃比センサを用いた低ミッション排気システム>>地球温暖化や環境問題への関心が高まって、年々自動車の排気ガスにかかわる規制が強化されてきています。燃費の規制や、排出ガス規制をクリアするために自動車メーカー各社がBEV(Battery Electric Vehicles)やFCV(Fuel-Cell Vehicles)を開発しています。ですが、この研究が発表された2020年から以降20年も...

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