クライスラーPTクルーザー

PTクルーザーってどんな車?

【 PTクルーザーって】
現代の車に求められるパッケージングと伝統あるアメリカン・ロマンスを融合させた車です。
そのフォームは自動車の新しい機能を優先させたデザインとなっています。
特徴は以下の通りです。
・ファンション性に富むエクステリア・デザイン
・驚異的なスペースの効用
・目的に応じて使い分けることができる荷室
・目的に応じて使い分けることができるリア・シート
・コンパクトなボディに広い室内
・優れた乗降性
・快適なアップライト(正しい)・シート・ポジション
・高いセーフティ/セキュリティー・システム
・他に類のない付加価値
・快適なハンドリング
・優れた燃費

 

PTとはパーソナル・トランスポーテーションを意味します。
PTクルーザーはユーザーのあらゆるライフ・スタイルに応えます。
クラシカルな雰囲気を楽しむ方もいれば、ストリート・ロッドの感覚で乗る方、あるいはクラス最大を誇る実用性を求めるユーザーもいるでしょう。
目的が何であれ、PTクルーザーは理性的、感動的なお客様の期待に応えてくれます。
個性的で実用的、クラシカルでカジュアルそして広々として軽快で、あらゆるシーンでその違いを感じとることができます。

 

アクティブなライフ・スタイルを求める人々は高いファッション性のある美しさを犠牲にすることなく自分たちの好みを主張できます。
PTクルーザーの新しさと伝統が融合したデザインは、アクティブな人々にアピールするクールでスポーティなルックスとともに、その実用性を主張します。

 

スタイルと多用性を考慮すればミニバンかSUVの購入を考えているユーザーはたくさんいます。
しかし、ミニバンやSUVはパッケージングやコストの面で問題があります。
PTクルーザーはファッション性と実用性を高次元で融合していて、使い勝手に優れた室内も見逃せません。

 

【ターゲットは世界市場でした】
PTクルーザーは北米および世界市場をターゲットに開発されました。
北米では、同クラスのライバルと、また世界市場ではSUV、スモール・ミニバンまたはタクシキャブ(英国)と比較されていました。
販売面では、今後大きな伸びが期待されている新たらしい ”C”クラス・モノスペース・セグメント、サブ・セグメントとして位置づけられています。
このクラスでは、最近日本やヨーロッパでもニュー・モデルが発表されていますが、北米には輸入されていません。
将来的にはさらに成長する市場として期待されています。
ほぼ同カテゴリーとして分類できる車としては“CD”クラス・ハッチバック、ワゴン、スモール・ミニバンおよびスモールSUVなどがあります。
国際的な競争力を持たせるために、右と左ハンドルが用意されていました。
PTクルーザーのその個性的なスタイリング−伝統と新しさの調和が、ダイムラー・クライスラーの先進性溢れるスタイリングが感じられます。
このスタイリングは「アヴァンギャルド」なユーザーの心を惹きつけました。
一方、マ−ケット・リーダー達と比較してその中から購入を考えている保守派にも魅力的な存在となったようです。
PTクルーザーは他のダイムラー・クライスラーの輸出仕様に比べ、より北米仕様に近い形で販売されていました。
北米仕様に装着されている高水準の装備は輸出仕様にも用意されました。

 

以下は輸出モデルのみに用意されていた仕様です:
・右ハンドル車【ほとんどの操作類はドライバーの使い勝手を考慮して左ハンドル車のものをベースに右ハンドル専用に配置。ラジオのアンテナも左フロント・フェンダーに移されています。】
・2.0 リッター 直列 4 気筒 ガソリン・エンジン
・盗難防止アラーム:英国と南アフリカ仕様には標準装備。その他はオプション。
・国際水準のサスペンション
・国際水準のラジオ
・ラジオ/ナビゲーション:ディーラー・オプション
・ロック付(イグニッション・キーで操作)フューエル・フィラー・キャップ
となっています。

 

以上がPTの概要です。


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