ダッジキャリバー【PM】を紹介します

ダッジキャリバー【PM】の概要

今回は、ダッジキャリバーPMの概要をお届けします。
前半は、ダッジキャリバーで使用されている、システムを紹介します。
後半は、メカニック向けの完全プロ仕様で、より深いシステムの概要を紹介していきますのでお楽しみください。

 

【ダッジキャリバー】


2007年から販売された【ダッジキャリバー】は、日本に正規輸入されたのは2.0Lモデルの【SE】【SXT】の2タイプで【PM】と呼ばれていました。
アメリカ本国では、2.0Lのほかに、1.8Lと2.4L、2.4Lで過給機付きの【SRT4】がありました。
日本には、FFでCVTを搭載していました。

【SE】には215/60R17 96Hを【SXT】には215/55R18 95Hが装着されていました。
グレードによる外装の違いは【SXT】には、【フロントのフォグランプ】【クローム フロントグリル】【ボディ同色サイドモールディング】が標準装備されていました。
オーディオの違いは、【SXT】に【ミュージックゲートパワー】と呼ばれる【プレミアムサウンドシステム】で【ボストンアコースティックスピーカー6基】に【リフトゲートスピーカー2基】と【ステアリングマウント式オーディオ音量・選局調節機構 】が採用されています。
インテリアの違いは、【SXT】に【革巻き4本スポークステアリングホイール】と【イルミネーテッドエントリー 】【ブライトインストルメントパネルスイッチ】【アシストハンドル 】を採用しています。
クルーズコントロールも【SXT】に装備されていました。
車両重量は【SE】よりも【SXT】が10s重くなっています。

 

【プレミアムオーディオアンプ】

オプション装備のスピーカーシステムには、【9スピーカーシステム】にサウンドを提供する、【368W、8chのアンプ(8×46W)】が含まれています。
各ドアには【フルレンジの6×9スピーカー】が埋め込まれています。
2個ある【2.5インチのツイータスピーカー】がインストルメントパネルの中に配置され、加えて2つの【3.5インチ中音域ツイータスピーカー】は、【フリップダウンリフトゲート】に装着された【スピーカーハウジング】の中に配置されています。
【2ch】の【アンプリファイドサブウーハ(90W増幅)】は、【右のリアトリムパネル】に配置されています。
【デジタルシグナルプロセッシング(DSP)】を特長とするアンプは、【リアカーゴフロアの下】に配置されています。
アンプは【CAN Bバス】上で他のモジュールと通信しています。

【グローブ・ボックス・クーラー】

【グローブボックスの上段】は、【500mlのペットボトル】もしくは【缶4本】まで【保冷できる機能】を持っています。
内部は【A/Cシステム】から送られてきている【エアーダクト】によって冷却されます。

【フリップダウンリフトゲートスピーカー】

【リフトゲート】の中に収容された【2連装スピーカー】です。
【リフトゲート】を開くと、車両後方で作業している人などへサウンドを提供できるように、【トリムパネル】からスピーカーを【引き出し】、スピーカーを【後方へ向ける】ことができます。

この先は、【メカニック向け】を、前後半に分けて紹介します。
前半は、
・ダッジキャリバーに使われているシステムの概要を紹介。
・ワールド エンジンの特徴
・連続可変トランスミッション(CVT)の概要、構成部品と作動方法
・CVTのメンテナンス、故障診断、調整方法

 

後半
・車載通信システムおよび電源供給
・ボディおよび電装系統の各種機能
・ドアモジュールの整備
・その他の車内の各種機能
を紹介していきます。

 

【完全プロ向け】ですので、細かい説明は入れませんが、興味のある方はこちらから覗いてみてください。

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