スキャン・リペア・テクニック【SRT】のポリシー(独り言です)
診断の基礎は好奇心、診断の結果が出た時の高揚感が好きなんです。
アメ車専門のショップはピンキリで星の数ほどありますが、クライスラー・ジープ・ダッジに特化しているショップは皆無です。
外車だけを30年以上整備してきました。
なのでどんなメーカーでもある程度は整備できます。でもある程度では自分が納得できない。
ということはお客様の要望に、100%お答えできないと考え、クライスラー・ジープ・ダッジ以外のメーカーは取り扱わないと決めました。
こだわりはありますが、自分に対してだけです。
お客様のご要望には柔軟に対応させていただきますので、お気軽にご相談、ご用命ください。
見積もり診断料をいただきます。
「えっ!なんで?他のところでは取られないのに?」と思っているあなた。
こんな経験ありませんか?
「〇〇はよく壊れるんですよ。とりあえず、〇〇を交換して様子を見ましょう。」とか、
「多分〇〇がだめですね。もしかすると△△もだめかもしれませんが、やってみないとわかりません・・・」
「あ~やっぱりだめでしたか。じゃあ、今度は他の??を変えてみましょう。それでもだめなら□□を変えて・・・」
と全く治らず、治すのを諦めたことありませんか?
または、見積もりを遥かに超える高額な費用を請求されたことはありませんか?
こういった診断結果は絶対にないとは言えませんが、このようなところは、片手間で症状を確認して、経験や勘、ネットに出ている他社の整備事例などの情報に頼って作業をしているのです。
こんな声が聞こえることがあります。「△△ディーラーは信用できない」とか「〇〇のディーラーは治せない」とか。でも、どんなに最新のディーラーと同じ診断機を使っていても、ディーラーの知識がないと結局は経験と勘とネットと神様に頼らざる負えないのです。
なぜディーラーは古い車両を嫌がるのでしょうか?
ディーラーのメカ、特に新卒で採用されると、どんなに優秀でも入社数年で営業に配属されてしまうか、退職してしまいます。
ディーラーは、新車の保証整備ができれば事が足りるので、古い車両を嫌います。
簡単に言うと、古い車両を知らないから、手を出さない。
当時メカだった営業さんはその古い車両のことを知っているかもしれません。
しかし、営業さんはこのときぞとばかりに、新車を勧めてきます。
それが、購入したばかりの、お気に入りの中古車でもです。
それが彼ら(彼女ら)仕事ですから。
クライスラー・ジープ・ダッジのメーカー認定1級メカニックの在籍率は正規ディーラーでさえ100%ではないのですが、〇〇の専門店と謳っていても、そのメーカーのマイスター、1級資格保有者がいるところは、ごく僅か、ほぼ皆無です。
〇〇メーカー等のトレーニングすら受けたことのない、ただ経験年数と過去の症例だけでこなしているところが殆どです。
最初は並行輸入業者からスタートしました。
新卒で入った会社は輸入車全般、メーカー問わずどんな車種でも取り扱っていました。
自社で輸入、販売、アフターサービスまで一貫して行っていました。
そこでの経験は、とても勉強と自信になり、一般の整備士では、触ることもできないであろう、高級輸入車を整備できることの優越感を日々感じて作業していました。
あくまでもイメージです・・・
縁あってクライスラー・ジープ・ダッジのディーラーへ
そのときの、衝撃は今でも忘れません。
今まで数十年やってきた自信が、崩れ去りました。
クライスラー・ジープ・ダッジのメカニックトレーニングを受講して、それまでの経験がただ多くの時間を過ごしただけだったことに気付かされます。
それぞれのモジュールの中で、何が行われているのか、なぜその作業が必要なのかなど、数え切れないほどの今までの知識と経験が覆されたのを覚えています。
一般の工場では、絶対に知り得ないことが、多数あります。
理解している、経験があるという自分の過信を恥じました。
そうした思いがあり、「もっと成長したい」と一念発起してクライスラー・ジープ・ダッジ1級資格を取得しました。
クライスラー・ジープ・ダッジの正規ディーラーであっても、工場長クラスを含め、メカニックでも、この資格を保有している人材がいないところも多くあります。
その数少ない、存在であることを誇りに思っています。
そして、あなたに心強く、頼ってもらえる、役に立てるメカニックでありたいと考えます。
部品の交換は、工具と設備さえあれば、あなたにもできます。
自動車の修理は、症状を確認して、原因の特定が最も重要と考えます。
これは、一般的な修理屋さん、〇〇の専門店と謳っているところでも、片手間で症状を確認して、経験や勘、ネットに出ている他社の整備事例などの情報で作業をしています。
故障診断という、曖昧な【名の無い作業時間】で、お金をもらうことができないと考えています。
特に、経営者が現場を知らない所ほど、台数をこなしてなんぼ、と考えている所ほど、この傾向にあります。
しっかりと故障箇所を特定できていないために、治らない、症状の再発、が起きて再び部品代と工賃を徴収されてしまいます。
その結果、高額な費用が掛かってしまうという事になってしまった経験ありませんか?
車は理屈で動きます。
知識と論理で武装していればこそ、あなたに不利益を与えるようなことはできません。
お付き合いのある修理屋さんが、あなたに本当の利益を与えてくれているのか、それともあなたから搾取しようとしているのか、じっくりと考えてみてください。
選択するのは、あなたの自由です。