XJ(ジープチェロキー)の整備事例 エンジン

ジープチェロキー エンジン始動できない

症状:エンジン始動できない
原因:クランクポジションセンサー不良によりクランクシャフトの位置が特定できないため始動できませんでした。
修理方法:クランクポジションセンサーを交換して完治しました。

4.0L(MX)のエンジンに使われているクランクポジションセンサーは、取り付けにクセがあるので注意が必要です。
特に点検しようとして取り外した物を再度取り付けるときは要注意です。
そのまま取り付けると、クランクポジションセンサーが砕け散ります。

ジープチェロキー スタータ不動

症状:エンジン始動不能(スタータ不動)
原因:スタータ内部のプランジャーの固着
修理方法:スタータ交換で完治しました

ジープチェロキー インフィビタ・スイッチ

症状:エンジン始動困難 スターター不動の時がある(DTCは表示されない)
原因:インフィビタ・スイッチ(シフトポジ ション・スイッチ)接点不良
修理方法:インフィビタ・スイッチ分解清掃注油して完治しました。

ジープチェロキー エンジンストール(エンスト)

症状:アイドリング時エンジン・ストール ・エンジン始動出来ない。セルモータは回転する。
原因:PCM(エンジンコンピュータ)不良のDTCあり。念の為クランクシャフト・ポジション・セ ンサ及びカム・シャフト・ポジショ ン・センサ・シグナル並びに配線を点検しましたが異常無し。PCMの内部不良。
修理方法:PCMの交換で完治しました。

ジープチェロキー エンジン・ストール

症状:突然エンジンがかからなくなった。NO BUSメッセージ出る。診断機作動せず。
原因:3、4番ア ースと導通なし。アースポイント点検。G102アース線の緩み( ブロック後側のポイント)
修理方法:配線取付直し

 

ジープチェロキー エンジン不調

症状:エンジン不調・MIL点灯・再始動不可 (インジェクタ・ハーネス・ショート )・高速走行後、エンジン調子不調。MIL点灯エンジン・ストール。再始動不良。
原因:インジェクタ配線短絡。スロットル・ケーブル・ステー下 で配線噛み込み短絡。
修理方法:配線の修理と配線の取回しを修正しました。

ジープチェロキー 走行中エンジン回転上昇

症状:走行中急にエンジン回転が上昇 、空吹かし状態となった。 チェック・エンジンランプ点灯
入力されていたDTC:TCM(トランスミッション・コント ロール・モジュール)内部不良。原因:ソレノイドB制御回路の短絡或いは破損と思われます。
修理方法:TCM交換して完治しました

ジープチェロキー エンジン不調

症状:アイドリングでエンジン回転が不安定になる。エンストすることもある。
入力されていたDTC:P0107 MAPセンサー電圧低い
原因:データ値を点検すると不調時はMAPの電圧が0.00Vになりそのままエンストする事も、配線図からMAPセンサーの配線点検、5V電源、センサーライン、アースラインは良好、アイドル時、Rレンジへシフトすると0.00Vで不調になりはじめました。アイドリングでエンジンハーネスを動かすと不調になりストールしました。フューエルレール後端、6番インジェクター部分でハーネスの接触を確認、同じく6番シリンダー側タペットカバーボルトにハーネス接触、インジェクター配線はショートしていました。
修理方法:配線を修理して2箇所の接触個所にゴムホース取り付けで完治しました。

ジープチェロキー エンジン破損

ジープチェロキー 走行中エンジン破損

症状:走行中にエンジンから異音が発生し、その後エンジンストール。
原因:1番シリンダのコンロッドが折損 。コンロッド鋳造時の異物混入の形跡あり。 これによりシリンダブロック、エンジンオイルパン、パワーステアリングポンプのステーが破損。
修理方法:ショートブロック交換しました。

 

ジープチェロキー マウント

ジープチェロキー エンジン・マウント脱落

症状:エンジンマウント固定ボルトが折損。
原因:エンジン左右 及びミッション・マウントの劣化によるものと思われます。
修理方法:エンジン左右 及びミッション・マウント、取り付けボルトを交換しました。

ジープチェロキー MIL(エンジンチェックランプ)

ジープチェロキー MIL点灯

症状:MIL点灯している。 エンジンの不調は無い。O2センサ、上流/下流の作動値がほぼ同じ周期になっている。CO=0.48% HC=100ppm
入力されたDTC:P0420 1/1触媒コンバーター効率
原因:触媒効率低下によるものと思われます。
修理方法:触媒交換で完治しました。

ジープチェロキー エンジンチェックランプ点灯

症状:エンジンチェックランプ点灯。アイドリングも不調。
入力されていたDTC:P0121 TPS VOLTAGE DOES NOT AGREE WITH MAP
原因:アイドリングで20分ほど放置しておくと不調発生する。テスター数値(アイドリング)750rpm TPS(スロットルポジションセンサー)開度19% 電圧1.49V。スロットルは開いていないのに数値が入力されているの為TPS不良と判断しました。
修理方法:TPS交換して完治しました。

ジープチェロキー 振動

ジープチェロキーエンジンの振動が大きい

症状:エンジンがミスファイアしており、振動が異常に大きい。
原因:DTC無し。インジェクターキルテスト実施。⇒2番シリンダー不具合と判断(インジェクタ配線は損傷無し) 。スパークプラグ、コイルレール、インジェクタを入れ替えするも、状況変化無。 圧縮圧力点検: 良好。バルブタイミング点検(スプロケット合いマーク点検):良好。ヘッドカバーを外して、ロッカーアーム点検:2番排気側ガタが大きく、動きが悪い。 固着している。2番のみラッシュアジャスター下部が削れ、カムシャフトカム山が磨耗していた。シリンダー側、ラッシュアジャスターホールには損傷無し。
修理方法:カムシャフトとラッシュアジャスタ交換して完治しました。

 

 

 

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