ジープグランドチェロキー エンジンストール
ジープグランドチェロキー 4.0L MX 1
症状:エンジンストール(エンスト)
原因:カムシャフトセンサーやクランクセンサーの不良はメーカー問わずありがちな故障です。
入力されるDTCは”NO CAMSENSAR SIGNAL AT PCM”が入力されます。
このエンジンの場合、カムシャフトセンサーは、昔使っていたディストリビュータの名残で、同じ場所にカムシャフトセンサーが回転しながら信号を発生させています。
このカムシャフトと連動して回転しているシャフト部分が、潤滑不良を起こして固着することで信号の発生ができなくなることで、エンジンが停止してしまいます。
修理方法:カムシャフトセンサーのシャフト部分の交換だけではなく、カムシャフトの交換やオイルパン内部の洗浄が必要になり修理費用が高額になるケースもあります。
ジープグランドチェロキー 4.0L MX 2
症状:走行中にエンジン・ストール。再始動は出来る。
原因:インジェクタ配線がフューエル・ パイプと接触してショートしていました。
修理方法:配線を修理して配線の取回し変更して完治しました。
ジープグランドチェロキー エンスト対策 V8 4.7L
症状:信号待ちやリバースシフト直後に気がつくとエンジンが止まっている
原因:エンジン本体へ取られているアースへイグニッションノイズが回り込み失火を起こします。
修理方法:PCM/TCMからのエンジン本体へ落とされているアース回路を切断しボディアースへ切り替えることで対策できます。
ジープグランドチェロキー 振動
ジープグランドチェロキー V8 4.7L
症状:エンジン・アイドリング時振動大 (エンストする場合も有り)
原因:シリンダー・コンプレッションの不足していてシリンダー圧縮にばらつきが発生していました。 シリンダーヘッドを取り外し、バルブ当りを点検。バルブ当たり面に、カーボンが蓄積し、圧縮漏れが発生していました。
修理方法:予算の都合で、カーボンを除去し組み付けて完治しました。
ジープグランドチェロキー エンジン振動 4.0L MX
症状:エンジン振動・ミスファイヤーしている様である。チェックランプ点灯なし
原因:3番インジェクター作動不良(燃料後だれ)
修理方法:3番インジェクター交換
ジープグランドチェロキー エンジン電装
ジープグランドチェロキー セルモータ回らず 4.0L MX
症状:セルモータ廻らない。スタータリレー出力〜セルモータマグネットS/W間導通を点検 すると導通があったりなかったりする。
原因:セルモータを外しマグネットスイッチの作動を点検正常。マグネットスイッチ部のコネクタのピンが変形及び破損しているために、接触不良を起こしていました。
修理方法:マグネットスイッチのコネクタを取り除き、代わりにクワガタ端子を使用してマグネット端子部分にボルトで取り付けて完治しました。
ジープグランドチェロキー 不調
ジープグランドチェロキー エンジン吹けない 4.0L MX
症状:エンジン回転上がらず。エンジン吹けない。
原因:O2センサー内部不良
修理方法:O2センサー交換
ジープグランドチェロキー エンジン回転ばらつき(4.0L MX)
症状:エンジン回転ばらつき。
入力されていたDTC: コイルドライバ#1、#2、#3サ ーキット不良。
原因: オイルポンプシャフトの摺動不良によるものでした。
修理方法:オイルポンプ・アッパー部交換して完治しました。
ジープグランドチェロキー 冷却系
ジープグランドチェロキー クーラント漏れ 4.0L MX
症状:冷却水が1ヶ月ぐらいでラジエーターの半分位減ってしまう。エンジン及びラジエータからの 漏れは発生していない。ラジエーターテスターにて圧力掛けて各部漏れを点検しましたが、外部に漏れ無し。エンジンオイルを点検すると冷却水が混入している様子が在ったのでヘッドカバー外したところ、ヘッド上部より水が染み出していました。
原因:ヘッドにクラックが入っている。
修理方法:シリンダー ヘッド交換。
ジープグランドチェロキー クーラント減る 4.0L MX
症状:ラジエターサブタンクの水が減る。オーバーヒートする。 ラジエーター加圧テスト実施するも、外部への漏れを確認できず。
原因:4番シリンダー内部にクーラントが漏れてきていました。
右側シリンダーヘッド取り外し点検した所、ヘッドガスケットの4番シリンダ部分に当たりのおかし いところが有り、その位置に対応するヘッド側には何かがかみ込んでいた様な傷がついていました。
修理方法:ヘッドに歪みは見られなか った為、ヘッド面磨いてヘッドガスケット交換して完治しました。
ジープグランドチェロキー エンジン不動
ジープグランドチェロキー エンジンが止まったあと始動しなくなる MX 4.0L
症状:エンジンを10分ほど掛けておくと止まりその後始動しなくなる。
1〜2日放置するとエンジン始動するようになるが同じ症状が発生する。
原因: 電源回路のスプライスに接触不良が確認出来ました。
修理方法:スプライス箇所を修正して完治しました。
ジープグランドチェロキー オイル漏れ
ジープグランドチェロキー エンジンオイルの漏れ MX 4.0L
症状:エンジン後端部からのオイル漏れで入庫
原因:圧縮空気で確認するとエンジン/ミッション合せ部よりオイルの漏れが確認出来た為、ミッションを外して確認したところ、オイルギャラリー・プラグからの漏れを発見した。
修理方法:プラグに緩みがあった為、シールし直し取り付けを行った。